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#1 #2 #3

華劇公演「クリスマス キャロル」

【あらすじ】
スクルージ・キャロルは、偏屈な上に堅物、ケチで傲慢な金の亡者。庭師のティムが娘のルーシィに思いを寄せていることが気に食わず、クリスマスパーティの前日、ある計画をを思いつく―

【登場人物】
・スクルージ・キャロル:衛守祭(CV松野太紀)
・ルーシィ・キャロル:衣川祥子(CV津田美波)
・ティム:松浦彼方(CV羽多野渉)
・マリア・キャロル:桟木樹子(CV後藤沙緒里)
・クララ:神楽千秋(CV進藤尚美)
・時の精霊:滑川龍(CV柿原徹也)
・少女ルーシィ:岨野小町(CV加藤英美里)
・少年ティム:常盤薫(CV代永翼)
・アルベルト:初生谷浩史(CV野島健児)
・ジョナサン:古畑和慶(CV三宅健太)

●シーン1「プロローグ~不思議な時計」
-場所:スクルージの昔の家
-ベッドに寝ているマリア
-スクルージ、ルーシィ、ティムが傍にいる

スクルージ
「仕事に行ってくる。今日の仕事が上手くいけば、薬を買うお金が手に入る。

 なんとしても、薬を持って帰るからな、マリア…」

マリア
「あなた。私はあなたさえ傍にいれば…」

スクルージ
「マリア。俺はずっとお前の傍にいたいから、だからこそ、今度のチャンスにかけているのだ。

 待っていてくれ、必ず…」

マリア
「はい…」

スクルージ
「すまない、マリア、俺に金さえあれば…」

マリア
「そんな事言わないで…(コホッコホッ)」(咳き込みたいのを我慢している)

スクルージ
「そうだな。すまなかった。…マリア?顔色が良くないようだが…」

マリア
「いいえ。今日はとっても気分が良いの。だから大丈夫、私のことは心配しないで。

 お仕事頑張ってきてね!」

スクルージ
「分かった。必ず成功してみせる!お前の病気は、俺が絶対治してやるからな。行ってくる」

マリア
「はい!行ってらっしゃい…」

-スクルージ 退場

マリア
「ごほっ、ごほっ!」(堪え切れなくなって)

少年ティム
「おばちゃん!…大丈夫?体調が良くないんじゃ?」

マリア
「大丈夫…」

少女ルーシィ
「ママ…お水飲む?」

少年ティム
「おじちゃんまだそこら辺にいるよ!呼んできた方が良い?」

マリア
「ありがとう。けど大丈夫…」

少年ティム
「おばちゃん、お薬があれば、おばちゃんの病気は治るの?」

マリア
「そうね…」

少年ティム
「僕、お金持ちになる!それでお薬を買って、おばちゃんの病気を治してあげる!」

マリア
「ふふ、頼もしいわね、ティム。ありがとう。けど…ごほっごほっ!」

少女ルーシィ
「ママ!ママ!」

マリア
「大丈夫よ。ルーシィ、ママの傍においで」

少女ルーシィ
「ママ…」

少年ティム
「おばちゃん、無理しちゃダメだよ!」

マリア
「ルーシィ、良くお聞き。これはね、ママが結婚する時に、ママのお母さんから貰った不思議な懐中時計なの」

-カットイン 懐中時計


少女ルーシィ
「不思議な時計?」

マリア
「そう。何が起きても止まる事のない不思議な時計よ」

少女ルーシィ
「何が起きても止まらないの?」

マリア
「そうよ。本当は、娘が結婚する時に、母から娘に渡す大事なものなんだけどね…。

 ママはね、きっともうそんなに永く生きられない。だからね、ルーシィ、あなたに今、これを渡しておきたいの」

少女ルーシィ
「ママ!」

少年ティム
「おばちゃん!そんなこと言っちゃダメだよ!」

マリア
「苦しい時、悲しい時は、この時計をママだと思って祈ってね。そしたら…。

 神様、どうかお願い致します。ルーシィを、ルーシィをお守りください…」

少女ルーシィ
「ママ!ママ!そんなのいらない!いらないから…(泣きじゃくって)」

マリア
「ティム、ルーシィのこと、守ってあげてね、お願いね」

少年ティム
「(泣きながら)おばちゃん…うん、分かった、ルーシィは絶対に僕が守る!
 約束するよ!」

マリア
「ありがとう、ティム…」

少女ルーシィ
「(泣きながら)ママ…ママ…」


●シーン2「ルーシィとティム」
-場所:屋敷の庭

ルーシィ
「お母さま…。今日も一日穏やかに過ごすことができました。

 明日はクリスマスです。お父さまやティム、みんながどうか、幸せな朝を迎えられますように…」

-時の精霊 指を鳴らす

ルーシィ
「あら?…少し目を閉じただけなのに、雪が積もっているわ」

-ルーシィ 驚く

ルーシィ
「もう一時間も経っていたのね、早く戻らないと!

 (向こう側にクリスマスローズが咲いているのを発見して)…あっ!ティムのクリスマスローズが咲いてるわ!」

-ティム 歌いながら登場


♪「あなたの言葉 あの日の約束」
 (Der Tannenbaum)
 歌:ティム、ルーシィ

 ルーシィ ルーシィ ああ大好きさ

 あなたの言葉を いつも思い出す

 忘れはしない あの日の約束
 ルーシィ ルーシィ ああ大好きさ

 愛しき 愛しき あなたの元へ

 あの日の言葉を いつも思い出す

 雪降る夜も 雨降る朝も
 行きたい 行きたい あなたの胸に


ルーシィ
「今年もこんなに綺麗に咲いて…ティムの腕は最高ね!」

ティム
「(離れたところから)ルーシィ!」

-カットイン ルーシィにティムが駆け寄る様子


ルーシィ
「ティム!」

ティム
「ルーシィ、今、君のこと考えてたんだ…そしたら、君がいた」

ルーシィ
「私もよ、ティム。あなたのクリスマスローズが美しくて…また腕をあげたんじゃない?すばらしいわ!」

ティム
「ルーシィ、このクリスマスローズが綺麗なのはね、君のことを想って、心を込めて育てたからだよ」

ルーシィ
「まぁ、ティムったら!…っくしゅん(くしゃみ)」

ティム
「ルーシィ!大丈夫?…って、こんなに冷えて!何をしてたの?」

ルーシィ
「お母さまにお祈りしていたのよ!みんなを見守ってくださいって」

ティム
「その懐中時計…。ルーシィ、僕は君を…」

ルーシィ
「ティム!お願い、その先は言わないで…ごめんなさい」

ティム
「ルーシィ!僕は君のママと約束したんだ!その約束を果たしたい!」

-ティム 首を振る

ティム
「ルーシィ、君は僕が絶対に幸せにする!この命に掛けて!

 …スクルージ様だって、きっと分かってくれるさ」

ルーシィ
「ティム…」

ティム
「ルーシィ!」


●シーン3「スクルージ」
-場所:屋敷の広間

スクルージ
「今年もまたクリスマスか…マリア、見てるか?ルーシィはお前に似て、優しく美しい娘に育ったぞ!ルーシィもそろそろ年頃…身分ある貴族に嫁いで、幸せになってもらわないとな。

 だが最近、どうやらクララの息子が、ルーシィにちょっかいを出しているようなのだ。幼馴染とはいえ、使用人の分際でけしからん!俺は絶対に許さんぞ!」


♪「今宵はクリスマスイブ」
 (Silent Night)
 歌:スクルージ

 今宵は クリースマスイブ
 生意気な ティムに 娘だけはやらんぞ!
 貴族しか許さんぞ 

 (まったく 使用人の分際でけしからん!)

 私は金持ち 身分を知るが良い


-スクルージ 首をかしげる

スクルージ
「ん?ん?庭に誰かいるぞ?」(抱き合うルーシィとティムを見て)

-スクルージ 驚く

スクルージ
「…なっ!!!おい!クララ!クララ!」

-クララ 登場

クララ
「はい。旦那様。何でございましょう」

スクルージ
「お前の息子は私の庭で何をやっているのだ?」

クララ
「ティムが何か…?!」

-クララ 驚く

クララ
「まぁ!何ということでしょう!た、大変申し訳ございません!」

スクルージ
「使用人の分際でルーシィに手を出そうとは!しかも、あんな雪の中に連れ出して…

 お前の息子は一体何様のつもりだ。今すぐここへティムを連れて来い!」

クララ
「申し訳ございません!すぐに連れて参ります」

-クララ 退場

スクルージ
「まったく、貧乏人風情が…。

 ティムとの交際など、絶対に認めないぞ!そもそも身分が違い過ぎるのだ!身分に金!それがなければ愛などと言うものは、意味がない…。

 なぁ、マリアよ…。あの時、俺に金さえあれば…いや、俺などを選ばずに金持ちの貴族に嫁に行っておれば、お前の命は…」

-スクルージ 閃く

スクルージ
「うん?金持ちの貴族か…うむ、明日はクリスマスパーティだったな、良い事を思いついたぞ…」

-場所:屋敷の庭
-ティムとルーシィが庭で話している

-クララ 登場

クララ
「二人とも、こんなところで何をしているのです?お屋敷から丸見えですよ。

 ティム、スクルージ様がお呼びよ。一緒に来るのです。

 ルーシィ様も、こんなところにおられては、お体が冷えてしまいます。早くお部屋にお戻りください」

ティム
「かぁさん!かぁさんもルーシィを諦めろと言うのですか?」

クララ
「ティム!」

ルーシィ
「クララ、どうしてお父さまは…」

クララ
「ルーシィ様、ティム、よくお聞き。スクルージ様はね、本当は心の優しい人なの。

 だから、いつかきっと、分かって下さる時が来るはずです」

ティム
「何を言っているんだ、かぁさん!違うよ!スクルージ様は、僕たちが嫌いなんだ!

 僕たちが貧乏だから…金持ちじゃないから!」

クララ
「ティム!何てことを言うの!ほら、早く行きますよ!」

ティム
「でも!」


●シーン4「ルーシィの結婚」
-場所:屋敷の広間


♪「大事なわが娘」
 (We Wish You a Merry Christmas)
 歌:スクルージ

 大事なわが娘 大切なわが娘
 貧乏にはさせん 当然のこと

 可愛い娘 ティムなんぞに
 やってたまるか 当然のこと


-クララとティム 登場

スクルージ
「遅いっ!何をしていたのだ!」

クララ
「申し訳ございません」

スクルージ
「お前、随分とルーシィと仲が良いみたいだな?」

-クララ 頭を下げる

クララ
「申し訳ございません、旦那様」

ティム
「かぁさん!どうして謝るんだ!僕は何も悪い事はしていないのに」

スクルージ
「お前、自分の立場を分かっていないようだな。小生意気な…。

 ウホン!まぁ、良い。ティム!お前を呼んだのは他でもない、お前に大事な仕事をやろうと思ってな」

ティム
「仕事、ですか…?」(怪訝そうに)

スクルージ
「そうだ。実はな、明日のクリスマスパーティで、出席者の中から、ルーシィの結婚相手を決めようと思ってな」

クララ
「だ、旦那様!」

スクルージ
「何を驚いている!ルーシィも年頃の娘。誰かと結婚してもおかしくはあるまい?」

クララ
「で、ですが、そんな急に!」

スクルージ
「クララ、お前はルーシィに幸せになって欲しくはないのか?」

クララ
「何を仰います!ルーシィ様には幸せになっていただきたいと常日頃から…」

スクルージ
「ならば文句はあるまい!」

ティム
「そ!そんな!…」

スクルージ
「ティムよ、娘の晴れ舞台に恥ずかしくないよう、庭師として最高の腕を振るい、しっかりと庭の手入れをしておくのだ。

 わかったな、わははははは」

クララ
「旦那様、ルーシィ様へは?」

スクルージ
「娘には私から伝えておく、お前たちは明日の準備をしっかりと頼んだぞ!

 分かったらさっさと取り掛かれ!」


●シーン5「引き裂かれた二人」
-場所:ルーシィの部屋
-スクルージ ルーシィに何かを告げて退場

-ルーシィ 泣き崩れる

ルーシィ
「ああ、そんな…うっうっ…」

-暗転
-舞台両端、ルーシィとティムの二人にスポットライト(同じ舞台に別々の場所にいるイメージ)

ルーシィ
「お父さま…あんまりだわ。明日だなんて、そんな急に…」


♪「愛し君へと」
 (Silent Night)
 歌:ルーシィ
 
 二人で 喜び 分け合い 生きると
 誓い合ったあの日を 閉じ込めても溢れて
 悲しみをもう 分け合うだけ

 あなたと わたしは 二度と 結ばれぬ
 こんな時が来るとは 悲し過ぎるのです
 時よ止まれ 愛し君へと


ルーシィ
「どんなに強く想っても、もうティムとは結ばれることはないのね。お父さま、どうして…。」

ティム
「ルーシィ!ルーシィ!何度名前を呼んでも、虚しいだけ。彼女のいない人生なんて意味があるだろうか。

 僕に出来る事と言えば、たった一つ…」

-時の精霊 登場

時の精霊
「辛いことも、悲しい事も、全て受け止めて、祈りなさい。祈りを欠かさなければ、いつか願いは叶います」

-ティムとルーシィ 驚く

ティム
「だ、誰だ?」

ルーシィ
「だ、誰?…気のせいかしら?」

-時の精霊 消える

ティム
「離れて眠るルーシィ。せめてあなたの未来が幸せであります様に。

 おやすみなさい」

ルーシィ
「離れて眠るティム。せめてあなたの未来が幸せであります様に。

 おやすみなさい」

-ティムとルーシィ 退場

-スクルージ 登場(聞き耳を立てていた)

スクルージ
「ふふふ。これでティムの奴もルーシィを諦めるだろう。

 ルーシィ、お前には、明日、私が責任もって最高の結婚相手を探してやるからな」

-呼び鈴の音

スクルージ
「…ん?来客か?おーい!…誰もおらんのか?まったく…」

-場所:屋敷の玄関前
-アルベルトとジョナサン 登場

アルベルト
「よぉ、スクルージ!久しぶりだな?

 クララから聞いたのだが、明日ルーシィが結婚すると言うのは本当かね?」

ジョナサン
「突然の事で驚いたぞ。ルーシィも、もうそんな年頃なんだな。」

アルベルト
「明日のパーティ、我々もルーシィの事を祝わせて欲しいのだか、出席させてはくれないかね?

 俺たちにとっても、ルーシィは娘みたいなもんだからな!」

ジョナサン
「ティムの奴は、へこんでるんじゃないか?あいつは昔っからルーシィに惚れてたもんなぁ」

アルベルト
「ああ、あの愚息は馬鹿みたいにルーシィ一筋だったからなぁ。

 でもまぁ、こればっかりはしょうがないさ、あいつも分かっているはずだよ」

ジョナサン
「それにしても、懐かしいなぁ、みんなで集まるのは何年ぶりだ?お前とマリアの結婚式を思い出すなぁ!」

スクルージ
「…ルーシィの結婚を祝わせて欲しいだと?嘘をつくな!お前ら、私に何かたかりに来たのだろう?」

ジョナサン
「スクルージ、お前!」

スクルージ
「お前らの魂胆は分かっている!何を言ったって、お前らにやるものなどない!出て行け!」

アルベルト
「なんだよ!俺たちは昔馴染みを祝いたいと思って」

スクルージ
「ふざけるな!お前らのような奴らが来たらむしろ迷惑だ!帰れ帰れ!」

ジョナサン
「どうしたんだよ、スクルージ」

アルベルト
「寂しいこと言うなよ!」

スクルージ
「しつこいぞ、帰れと言ったら帰れ!」

ジョナサン
「そうか…分かったよ。まぁ、無理にとは言わないさ。じゃあ、またな」

アルベルト
「そうだな、気が向いたら、誘ってくれよ」

-アルベルトとジョナサン 退場


●シーン6「時の精霊」
-場所:スクルージの部屋

スクルージ
「迷惑な客のお蔭で、こんな時間になってしまった」

誰かの声(マリア)
「ううっうう…」

スクルージ
「ん…?なんだ?この声は」

誰かの声(マリア)
「うううう…」

スクルージ
「誰だ?誰かいるのか?」

-スクルージの傍に泣いている幽霊のマリアが出現

スクルージ
「お、お前は、マリア…これは…夢か?どうしたと言うのだ?」

マリア
「夢ではないわ、スクルージ…」

スクルージ
「本当にマリアなのか?なぜ?なぜ泣くのだ?」

マリア
「…悲しいのです。ルーシィが可愛そう…」

スクルージ
「どうしてなのだ?ルーシィはこんなに美しく気立ての良い娘に育った。

 明日のパーティで立派な花婿と結ばれれば、ルーシィの将来は安泰だ。街中の貴族や金持ちの中から俺が一番を選んでやるのだ!

 心配することは何もないだろう?」

マリア
「…本当にそうでしょうか?それで本当に、ルーシィは幸せになれるのかしら…」

スクルージ
「当たり前だ!金持ちでなければ、ルーシィを幸せになど出来ない!」

マリア
「あなたも昔、貧しかったではありませんか?」

スクルージ
「だまれ!金がなかったから、俺は!俺は…お前の病気を…うう」

-カットイン スクルージがマリアを看病している様子


マリア
「あなた。私はいつもいつも、幸せでしたよ。

 病気の私を妻に迎えて下さり、いつも、あなたが傍にいて、幼いルーシィを抱きかかえながら、看病して下さって」

スクルージ
「黙れっ!幽霊!お前は何者なのだ!

 私はな、最愛の妻が死に、悔しくて悔しくて、死にもの狂いで働いたのだ!だから今があるのだ!

 今ならば、マリアを!…だが、時間だけは…時間だけは、金では買えないのだ!」

マリア
「私はあなたが頑張ったこと、ずっと傍で見ておりました。そして、あなたが変わってしまった様子も全て…。

 そう、あなたは変わってしまった。このままではあなたは…いえ、あなただけではないわ、ルーシィまでもが不幸になってしまいます…」

-スクルージ 首を振る

スクルージ
「黙れっ!黙れっ!!!」

マリア
「あなた。明日はどうか正しい決断を…」

スクルージ
「何のことだ!消えろ!二度と出てくるな!!」

-マリアの幽霊 消える

スクルージ
「はぁはぁ…な、なんだったんだ、あいつは!不愉快なことばかり言って…」

-時の精霊 登場

時の精霊
「こんばんは、スクルージ。(客席に向かって)そしてお集まりの皆様」

スクルージ
「みなさま…?お、お前は、誰だ?」

時の精霊
「時の精霊、とだけ申しておきましょう。こちらをご覧ください」

-時の精霊 指を鳴らす


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