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華劇公演『仁義なきにゃんけん』

【あらすじ】
三毛猫組とニャーク団二つの勢力が抗争を続けていた。満月のたびに三毛猫組とニャーク団の縄張り争いの方法は、『にゃんけん』と呼ばれ、勝負のたびに引き分けを繰り返している。そして満月の今宵もまた、激しい戦いが繰り広げられようとしていた。

【登場人物】
三毛猫組組長:初生谷浩史(CV野島健児)
三毛猫組先輩:古畑和慶(CV三宅健太)
三毛猫組新人:常盤薫(CV代永翼)
ニャーク団ネコ・カモネ:桟木樹子(CV後藤沙緒里)
ニャーク団手下:松浦彼方(CV羽多野渉)
ニャーク団新人:衣川祥子(CV津田美波)
三毛猫組スパイA:神楽千秋(CV進藤尚美)
三毛猫組スパイB:滑川龍(CV柿原徹也)
神様:岨野小町(CV加藤英美里)
野良猫:衛守祭(CV松野太紀)
取り巻きA:成瀬修子(CV洲崎綾)
取り巻きB:紗隈かすみ

☆本編
□和風な家の庭


組長
「今宵の満月。また我々、三毛猫組とニャーク団との仁義なき戦いが始まるのか…」

三毛猫組先輩
「おやびん!もしかして、また、あの恐ろしい、にゃんけんデスマッチが行われるのですか?!!」

組長
「そうだ、身震いするぜ、先月は決着がつかなかったが今月こそは、決着をつけてやるぜ!!!」

三毛猫組先輩
「負ければすべてを失う、あの戦いがまた行われようとは…あわわわわわ」

三毛猫組新人
「あのー、にゃんけんってなんですか?!!」

三毛猫組先輩
「にゃんけんを知らないだと?ばかやろう!最近の若い者は…これだから困る」

三毛猫組新人
「ひえー、ごめんなさーい!」

三毛猫組先輩
「しょうがねぇ、教えてやるぜ。にゃんけんとはな、げんこつとめつぶしと…平手を使って戦うと言うルール無用の戦いなのだ」

三毛猫組新人
「げんこつとめつぶしと…平手ですか。それってじゃんけ…」

三毛猫組先輩
「新人はだまっとれ!いちいち口をはさむんじゃねぇ!」

三毛猫組新人
「ひええええ、申し訳ございやせん」

組長
「おい!スパイの件上手く行っているんだろうな?」

三毛猫組先輩
「へい!問題なく!きっちり潜入しておりやす!」

組長
「あと1時間で集合か…腕が鳴るぜ」


□倉庫


ネコ・カモネ
「ふっふっふっ、三毛猫組のやつらの震え上がる声が聞こえてきそうだぜ…」

ニャーク団手下
「ボス。準備した甲斐があるっちゅうもんですわ!」

ネコ・カモネ
「ふははははは!これがげんこつとめつぶしと平手に勝てると言われている無敵のピストルか!」

ニャーク団手下
「そうです!これこそ!究極のローカルルール!無敵のピストルですわ!」

ニャーク団新人
「あのー、にゃんけんってグーチョキパーしか出しちゃいけないんじゃ?なかったでしたっけ?ピストルは反則では?」

三毛猫組先輩
「あほっ!お前は!関西ではな、にゃんけんを、にんじゃん!つまり「いんじゃん」と言うのだ!いんじゃんではなんでもありなんやー!」

ニャーク団新人
「なんで言い直すのかにゃー?それと勝手に関西ルール持ち込んでますけど、ここ東京です」

ニャーク団手下
「えっ?そうなん?」

ニャーク団新人
「はい、設定上」

ニャーク団手下
「ガーン!」

ニャーク団新人
「居るんですよね。東京に来ても関西を貫き通す、空気を読まない関西人」

ニャーク団手下
「ぼ、ぼすー!新人が僕を、僕をいじめるー!」

ネコ・カモネ 
「愚かな、お前は知らんのか!関西でも関東でも無敵のピストルルールが存在することを!これで今日こそは決着をつける!ふふふ、あははは、ふははっはっはー」

ニャーク団新人
「なんでみんなにゃんけんをじゃんけんと言わないのかなー、ふしぎだにゃー!!」


□倉庫(離れた場所)


スパイA
「おい、ピストルって聞こえなかったか?」

スパイB
「確かにそう聞こえた…」

スパイA
「あんなので組長狙われたら…」

スパイB
「やばいな…」

スパイA
「いや、手はある。にゃんけんの立会人の神様に会いに行こう」

スパイB
「しかし、東京とか関西とか不毛な話が聞こえたのだが、あれは何だ?」

スパイA
「わからん…」


□神社


スパイA
「あのー、すみません。にゃんけん神社の巫女様ですか?!!」

巫女
「はい、なんでしょうか?」

スパイB
「にゃんけんの神様にお願いがありまして。」

巫女
「…神様にお願いですか?」

スパイA
「はい、神様に合わせて頂くことが出来ませんでしょうか?!!」

巫女
「では(手をスパイの前に出す)」

スパイA
「え?!!」

巫女
「だから」

スパイB
「え?」

巫女
「ちょうだいよ」

スパイA
「なにを?」

巫女
「鈍いわねー、私の…いえ神様の大好きなマタタビに決まってますわよ」

スパイA
「え、ただじゃないの?」

巫女
「神様に会いたいんでしょ?!!」

スパイB
「まーそうだけど。マタタビをお供えするの?」

巫女
「とーぜん!!!」

スパイB
「わかったよ、ほれ、1個」

巫女(神様)
「では、神様を呼んでまいります…わ~ら~わ~は、にゃんけんの神様(ちょっとだけ不機嫌)」

スパイA
「あんたが神様なんじゃん…!!」

神様
「なーにーかー用か?」

スパイB
「えーとですね、今宵のにゃんけん勝負なんですが、実は」

神様
「うっ!ううう!」

スパイB
「神様、どうされました?」

神様
「…切れじゃ…」

スパイA
「え?」

神様
「じ、かん…ぎれ…」

スパイB
「え?」

神様(巫女)
「ま、、、マタタビを…つ、ついかするのじゃぁぁ… ああ!何という事でしょう!神様がお戻りになってしまいましたわ」

スパイA
「なんだよ、そういう事かよ…。じゃー5個な!」

神様
「わら♪わは♪、にゃんけんのー神様♪、どうしたの?♪」

スパイA
「えっとですね、どうもニャーク団が不正をしようとしているみたいでして、ピストルを使おうとですねしておりまして、今日の勝負でピストルの使用を…」

神様
「うっ!ううう!」

スパイB
「おいおい、またかよー。わかった!じゃー、10個!」

神様
「はいはーい♪神様よ♪何でも聞いてね♪」

スパイB
「分かりやすいなー」

スパイA
「あのさ、にゃんけん大会なんだけどさ、ニャーク団がピストル使おうとしているんだよね、禁止に…」

神様
「ぐ、ぐぐぐぐぐ、、、じかんがぁ…」

スパイB
「おいおいおい!仕方がねぇ、とっておき、楽しみにとっておいた、俺の高級マタタビだーーー!」

神様
「そーなーたーたーちのねーがーいをきーきーとーどーけーよーおー」

スパイA
「何かむかつく…」


□満月の空き地


野良猫
「ふっふっふ。ようやく出番だぜ、どけどけー!」

取り巻きA
「おいおい、何だよ!割り込むなよ!」

取り巻きB
「そうだそうだ!見えないじゃないか!」

野良猫
「寂しい事言うなよ。な?な?」

取り巻きAとB
「しょうがないなぁ」

野良猫
「おっ、ありがとよ!恩に着るぜ、で勝負はどうだい?」

取り巻きA
「前回は組長とカモネも決着がつかず体力が尽きて引き分けになったからな…」

取り巻きB
「なんて残酷な勝負なんだ…。果たして今日は決着がつくのかねぇ…」

野良猫
「おいおい何を言ってやがる、俺には勝負が手に取るようにわかるぜ」

取り巻きB
「本当かよ!」

野良猫
「ふふふ、まぁ見てな」

取り巻きA
「あ、あんた何者なんだ?」

野良猫
「ただの渋くて素敵でナイスガイな野良猫さ…」

取り巻きAとB
「って、自分で言ってるし!」

野良猫
「寂しい事言うなよ。な?な?」

取り巻きAとB
「しょうがないなぁ」

取り巻きA
「さっきもおんなじこと言ってたような…」


□満月の空き地

組長
「遂に来たな…この日が。ふん!お前の顔も見納めだな」

ネコ・カモネ
「それはこっちの台詞だ!」

神様
「今宵の審判を務めるにゃんけんの神じゃ。ルールを説明する」

スパイA
「組長、ピストルに気を付けて下さい」

ニャーク団手下
「スパイ!うるさい!余計なこと言うんやないわ!」

神様
「にゃんけんとはつまりはじゃんけんじゃ。グーチョキパーで勝負を決めます」

ニャーク団新人
「うわっ!モロ!じゃんけんって言ってる!」

ネコ・カモネ
「なるほどなるほど。ふっふっふ」

神様
「あ、グーチョキパー以外の手を出したら、その時点で負けね」

ネコ・カモネ
「な!なにっ!」

組長
「ふぉっふぉっふぉっ!俺がお前の動きを読まないとでも思ったか!スパイども、ぐっじょぶ!」

三毛猫組先輩
「おめーらの活躍のおかげだな、よくやった!」

スパイAとB
「へい!かしら!!ありがとうございやす!」

三毛猫組新人
「あのー、やっぱり、ふつーのじゃんけんじゃんなんじゃあ??」

三毛猫組先輩
「うるさい!じゃんけんじゃんけん言うな!」

三毛猫組新人
「うわーんごめんなさーい」

ニャーク団手下
「くそぉ、なんでピストルがばれたんや…」

ニャーク団新人
「そろそろ時間にゃ…ドキドキするにゃ」

神様
「それでは、互いの縄張りを掛けたにゃんけんを始める」

組長とネコ・カモネ
「さーいしょは、グー!!!にゃーんけん!ぐー!!あいこ!にゃーんけん!ぐー!くそっ!あいこでぐー!…(アドリブであいこを続ける)」

神様
「あーいーこーじゃー(上に被る様に言い続ける)」

一同
「な!なんちゅう恐ろしい勝負なんだ!互いが互いの腹を完全に読み切っている…」

三毛猫組先輩
「組長!あんた、男だ!ぐーオンリーで勝負するとは…」

ニャーク団手下
「ボス!パーや!ぱーだしなはれ!」

三毛猫組新人
「この調子だとまた決着がつかないんじゃ…」

野良猫
「ふっ、やはりな」

スパイA
「あんた、なんか知っているようだな?」

野良猫
「ああ、分かるとも、ばかばかしい」

スパイB
「何だよ!もったいぶるなよ!」

野良猫
「じゃあ、言ってやろう!ものども聞きやがれ!!!何で気が付かないんだ!!!猫の手ではグーしか出せないだろうがぁぁ!!」

一同
「な!なにぃ!」

三毛猫組先輩
「な!」

ニャーク団手下
「な!」

一同
「何ちゅうことだ!!!」

野良猫
「まさか、これを俺が言わねばならないのか…」

ニャーク団手下
「なんや!何を言うんや!」

野良猫
「ネコだけに、ニャンともしがたい…お後がよろしい様で…にゃんにゃん」



<完>

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